2015.09.21 Monday
寄り道2015 小河内ダムの放流
数年前にも遭遇したことがあるのですが、奥多摩湖、正確には小河内ダムの「余水吐(よすいはき)」放流の様子を撮影ししてみました(手持ちの旧型デジカメですけど…)
前の時は確か台風が通過して間もなくだったので、水がひどく濁っていたのを憶えています。今回も確かに台風の影響はあるものの、純粋に降雨量が過大で、貯水量の調整のための放流というアナウンスでした。
放流が開始されて数日経過していることも要因なのか、とてもきれいな水が大量に放出され流れていく様は、ダムという人工物でありながら、大自然の中にある巨大な滝であるように見えませんか?
白く泡だった大量の水が非常用洪水吐を流れ落ちていきます。「非常用」というだけあって、こんなときにしか利用されませんが、普段はコンクリートの塊にしか見えなかった「ただの壁」が「川」、言いかえれば「滝」に変貌する様はとても不思議な生き物を見ているようでもあります。
下流へ蕩々と白く尾を引きながら流れていく様を見ながら、ふと時間が過ぎるのを忘れます。普段は川中の岩肌を縫うように、静かに流れていく多摩川の上流ですが、清流がこれほどの水量をもって一度に川を下って行く姿を目の当たりにすれば、「白き竜はその川の主(ヌシ)だ」と物語に綴られてあったとして、容易にその姿を思い浮かべることができそうです。
ついでに動画もアップしてみました。結構な水量だということがわかってもらえると思います。
撮影アングルを変えてもうひとつ。
台風直後の緊急吐水と違って、迫力こそ違いますが、きれいな水が大量に放出されているのが動画だとやっぱりわかりやすいですね
前の時は確か台風が通過して間もなくだったので、水がひどく濁っていたのを憶えています。今回も確かに台風の影響はあるものの、純粋に降雨量が過大で、貯水量の調整のための放流というアナウンスでした。
放流が開始されて数日経過していることも要因なのか、とてもきれいな水が大量に放出され流れていく様は、ダムという人工物でありながら、大自然の中にある巨大な滝であるように見えませんか?
白く泡だった大量の水が非常用洪水吐を流れ落ちていきます。「非常用」というだけあって、こんなときにしか利用されませんが、普段はコンクリートの塊にしか見えなかった「ただの壁」が「川」、言いかえれば「滝」に変貌する様はとても不思議な生き物を見ているようでもあります。
下流へ蕩々と白く尾を引きながら流れていく様を見ながら、ふと時間が過ぎるのを忘れます。普段は川中の岩肌を縫うように、静かに流れていく多摩川の上流ですが、清流がこれほどの水量をもって一度に川を下って行く姿を目の当たりにすれば、「白き竜はその川の主(ヌシ)だ」と物語に綴られてあったとして、容易にその姿を思い浮かべることができそうです。
ついでに動画もアップしてみました。結構な水量だということがわかってもらえると思います。
撮影アングルを変えてもうひとつ。
台風直後の緊急吐水と違って、迫力こそ違いますが、きれいな水が大量に放出されているのが動画だとやっぱりわかりやすいですね