おくてん2016開幕しました!

さて、今年初参加のアーティストをちょっとご紹介しましょう。
実はこの「初参加」の会場の出現によって、またもや開催エリアが広がることとなりました。


Mountscape カヌー工房まずは小河内エリア「Mountscape Canoe Craft −ウッドカヌー工房公開−」(マウントスケープ カヌー クラフト)の山崎邦彦氏。「Mountscape」とは造語で、水面から山の景色を見てもらいたい、そして、訪れる山々の四季の変化を感じてもらいたい、という意味が込められているそうです。
実際にウッドカヌーの製作キットも扱っており、製作のため工房施設の利用貸出もしています。「山のふるさと村」と奥多摩湖を挟んで反対側、真っ赤な「峰谷橋」(みねだにはし)の袂から、渓流釣りファンに名高い峰谷川に沿って1キロほど北上したバス停「小学校」が目印。今は廃校となった(旧)小河内小学校の図工室。予約が必須ですが、期間中の水・木・金曜日に公開しています。
ちょっと遠いなぁ、という方には、古里駅に近い「古里コモン」にショールームがあります。
すでに「パドル作り体験」やったよ、という方もいるでしょう。奥多摩の木で作られたカヌーで、その美しさと温もりを感じてみてください。カヌーのレンタルやカヌー体験も相談できますよ。


曽田 BLUE+GREENそしてエリアマップにも新しく追加された大丹波(おおたば)エリアの「ミゲル」、曽田夕紀子氏。会場は青梅街道を川井交差点から大丹波川に沿っておよそ3キロ北上した「上日向」バス停が目印。
「BLUE+GREEN」と題し、家の小さな図書室に、奥多摩の風景を中心とした写真を展示します。ブックカフェ気分で気軽に楽しんでもらおう、というのがコンセプト。二眼のフィルムカメラで切り取った「柔らかく綺麗」な作品が特徴です。


宇佐見 自然庭ギャラリー原島征治 水石展清水桜利江の世界森るる アートヤーン展

その他、氷川エリアでは宇佐見隆子氏「自然庭ギャラリー」、海沢エリアは原島征治氏「水石展」、白丸エリアでは「清水桜利江の世界『森からのメッセージ』」、「森るる アートヤーン展」と初参加のアーティスト作品を公開します。
なかなか良い天気に恵まれない日々が続いていますが、自然に囲まれた奥多摩で、ゆっくりと「芸術の秋」を堪能して頂けたら幸いです。

 

開催日時・会場情報、その他のおくてんイベント情報は公式サイトをご覧ください。
http://okuten.jp

 

【小河内エリア】
■Mountscape 小河内小学校工房

 Mountscape Canoe Craft −ウッドカヌー工房公開−

【古里・川井エリア】
■Mountscape 古里コモン
 Mountscape Canoe Craft −ショールーム−
作家/山邦彦 (カヌー製作)

 

【氷川エリア】
■宇佐見自宅
 自然庭ギャラリー
作家/宇佐美隆子 他(古流生花・写真 他)

 

【氷川エリア】
■妥茂野庵(だものあん)
 水石展
作家/原島征治 (水石)

 

【白丸エリア】
■お肉カフェ オーガニック アースガーデン
 清水桜利江の世界「森からのメッセージ」
作家/清水桜利江 (書・染物・織物)
 森るる アートヤーン展
作家/森るる (アートヤーン)

 

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おくてん見聞録2015第3部 〜その1〜 旧市倉宅

昨年は参加されなかったので、このまま縁が無くなってしまいそうで寂しい気持ちだったのですが、今年の参加アーティストのラインナップに掲載されていたのでホッとしたのは私だけでしょうか

手びねり ひ・す・ま昨年は故あって、別の展示会に参加したので、「おくてん」には参加できなかったということでした。また「おくてん」に参加していただけて内心では一安心なのです
今年はメインの三人の他に、友情出演(出品)と言った良いのでしょうか、たくさんの陶芸仲間の作品や、絵画も多く展示されていました。

手びねり ひ・す・ま写真はたくさん撮ったのですが、ここで紹介できるのはほんの一部です。ある意味で残念だったのは、御三方の作品をもっと多く見たかったのですが、それぞれの会場での趣向はアーティスト自身に任されているので、「今回はこういうテーマで」と言われてしまえば、それまでとなります。
もちろん、それが「悪い」と言っている訳ではありません。

手びねり ひ・す・まなので、割り切ってそれぞれ個性的な作品をゆっくり楽しむことにしました
今回はロクロを使った作品が多く、「碗」が中心。で、どちらかと言えば型より釉薬、「絵付け」にこだわったものが多かったように思います。
鑑賞用ではなく、よりテーマに沿った、普段使いの「器」として見ていくと、あれこれ手触りも試しながら「なるほど」と感じるものの多いこと。

本当は連れて帰りたいモノが何点かあったのですが、愛用しているモノと実用的にダブってしまうので、今回は諦めました…

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◆手びねり ひ・す・ま 暮らしの器展[陶芸]
会場:旧市倉宅[奥多摩町川井669]
開催日:9月1日〜15日・19日・20日(開催日以外は要連絡)
最寄駅等:JR川井駅より徒歩10分
開場時間:10:00〜16:00
駐車場:あり(1台)
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おくてん見聞録2015第2部 〜その5〜 曇華庵

私にとって「おくてん」と言えばこの方は外せません。小河内エリアの「曇華庵」、海野次郎氏です。
「水墨画を描きたい」って思ったことありますか?「ない。そもそも絵に興味なんて無い」ってヒトがこの記事を読む確率は「ゼロ」に等しいと思いますので、では「水墨画って何だ」と聞かれたらなんて答えたらいいのでしょう。

曇華庵「海野次郎展」「まだ若かりし頃、もはや真に水墨画を教えてくれる師はこの世にいないと言われた」そう語る氏と向き合ったのは何度目だろう。ならば自分で模索していく、そう決意するまでどれくらいの葛藤があったのだろうか、私には想像すらできません。
写真の右側の絵はその、まだ先の見えない葛藤の最中で描かれたモノだそうです。今の画風と比べてみても、その心象が如何に苦しいものであったか物語っているように感じませんか。暗闇なら諦めることもできたであろう、薄暗いこの世界の「光」はどこだ、どこを目指せばそれに届く…。人の心は強くも弱くもある、そんな言葉が浮かんでくるようです。

曇華庵「海野次郎展」左の写真は最近の作品ですが、これまた新たな模索が始まっている。一旦、風景として完成した画を、筆で、墨で、「打ち消す」という試み。単に風景を心象として描くだけでなく、一度「否定」することにより、より鮮明に浮き上がるモノ、重ねられた墨では消すことの出来なかったモノ、描き加えられる以前には見えなかったモノが見えてくるような、そんな気にさせます。
(「打ち消す」とか「否定」とかの表現も、あくまでも私個人の感想ですのであしからず

曇華庵「海野次郎展」それと最近増えてきている小作品がいいです。アクリルフレームとの組み合わせもGOOD!
なかなか、氏の大作となると部屋のインテリアとの相性がどうとか、我が家の大蔵大臣が許してくれないだろうとか、難しい面があると思いますが、これくらいのサイズなら衝動的に財布の紐を緩くしても自己判断できる範囲ではないでしょうかね

PS. 最近カキコしていても文体・表現が安定しません。むろん、今までそんな事もあまり意識していませんでしたが、せめて「です」「ます」調は心がけていたつもりです。が、気がつくと結構いい加減になっているようで…。気の向くまま、読み返しもせずアップしてしまう事もありますが、間違った事実や表現などありましたらコメントにて指摘くださるか、ささいな事と暖かく見守っていただけると嬉しいです

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◆海野次郎展[日本画・水墨画]
会場:曇華庵[奥多摩町川野73-17]
開催日:9月1日・5日〜8日・12日・13日・ 20日〜22日・26日〜29日
最寄駅等:バス停「峰谷橋」下車、徒歩4分
開場時間:12:00〜17:00
駐車場:あり(2台)
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おくてん見聞録2015第2部 〜その4〜 やませみ(2)

山のふるさと村レストラン、ギャラリーやませみ企画「若林繁裕展」と同時開催中の「三輪温と仲間の陶展」をご紹介しましょう。

三輪温と仲間の陶展窓際にずらりと作品が並べられています。今年は三輪氏の作品というより、仲間のグループ展といった雰囲気が強いのですが、それはそれで個性があって面白いです。
特に興味深かったのは、やませみの外の風景と作品が一服の「絵」のように感じられたことです。
これはオーナーの橋詰氏の趣向なのか、または三輪氏側の意図したレイアウトなのか確かめることはしませんでしたが、窓際にずっと昔からあるオブジェのように、当たり前の風景として溶け込んでいるように見えました。

三輪温と仲間の陶展もちろん、ギャラリーとしても期間限定で様々なアーティストの作品を展示しているので、常設というわけではないことは明白なのですが、バックの「緑」というか、このレストランの磨かれた大きな窓が、ひとつのフレームとして風景を切り取って見えることが大きいのでしょうか

欲を言えば、「子鬼のような」三輪氏のひょうきんなオブジェがもっとあったらいいのに…

三輪温と仲間の陶展結構、私もわがままですな

コーヒーの香りを楽しみながら、ゆっくりと…。(あれ、使い回し?)そうだ、展示作品の中から気に入ったカップを選んで入れてもらったらもっと美味しいかも。
でも「では、是非購入されてからお楽しみください」と言われるのは当然だろうなぁ

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◆三輪温と仲間の陶展[陶芸]
会場:山のふるさと村レストラン ギャラリーやませみ[奥多摩町川野1740]
開催日:木〜月(火曜・水曜定休)※22日・23日は営業(24日・25日は振替休業)
最寄駅等:※「山ふる」のWEB参照
開場時間:9:00〜16:30
駐車場:あり
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※Google Map上では「やませみ」の位置が多少ずれて表示されています。実際にはビジターセンターと屋根続きで、外側階段を下りた所に入口があります。

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おくてん見聞録2015第2部 〜その3〜 やませみ(1)

ギャラリーやませみ奥多摩駅を起点とすると、一番遠い場所にある、おくてん会場がココ。「山のふるさと村」(愛称:山ふる)は埼玉、東京、山梨、長野の1都3県にまたがる 「秩父多摩甲斐国立公園」の中にある東京都の自然公園施設。ここにもビジターセンターがあり、自然体験プログラムやキャンプ、ネイチャートレイル、クラフト体験など、自然ふれあい施設として親しまれています。
そして、その「山ふる」のレストランがおくてん会場でもある「やませみ」です。

私も一応東京都民ですが、すぐそばを江戸川が流れている、言ってみれば東京の東端に住んでいます。なので、山ふるまで行くとなると、東京都を東端から西端まで一番長い所を横断することとなります。実際、高速道路を使っても片道120kmくらいは走らなきゃならないので、ちょっとしんどい面はあります。とは言えドライブ自体は好きなので時間とお財布が許すなら週1・2で往復してもいいくらいなのですけどね

山のふるさと村レストラン ギャラリーやませみでは、ギャラリーやませみ企画「若林繁裕展」の見聞録を綴っていきましょう。
若林氏は(以前の記事と重複しますが)2013年、奥多摩町の中学生を対象に枝コラージュのおくてんワークショップを行っていただいたアーティストです。当時のワークショップ展をご覧になった方は「指導された先生の作品てどんなものだろう?」と思った方も多いのではないでしょうか。もちろんググれば若林氏のWEBページもヒットしますし、作品も紹介されています。

ギャラリーやませみ(若林)とは言え、やはり現物を直に見るのとはやはり違います。
写真で見たときには素材の「面白さ」が目を引いたのですが、実際の作品を間近に見ていくと、面白さというより素材の持つ「存在感」がそこに浮き出ていると言ったら良いのでしょうか。

ギャラリーやませみ(若林)もちろん、その立体感を写真で見てとることは難しいこともあります。枯れ木の枝や蔓、樹皮、その他自然の素材が、キャンバスというひとつのフレームに、自然ではないカタチに置かれていく…。そんな制作風景が頭に浮かぶとともに、自然との「ギャップ」と「調和」が、氏の心象として滲み出してくる。と同時に、作品自体が何か「問いかけ」のようにも感じます。素材が自然の中にありながら、枯れ果てたもの、朽ちたものであることにも、氏のメッセージが込められているような気がしてなりません。

もし同じように感じた方がいらっしゃいましたら、その答えを探してみませんか?
コーヒーの香りを楽しみながら、ゆっくりと。そんな時間を過ごしてみるのも悪くないかも知れません。

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◆ギャラリーやませみ企画 若林繁裕展[枝コラージュ]
会場:山のふるさと村レストラン ギャラリーやませみ[奥多摩町川野1740]
開催日:木〜月(火曜・水曜定休)※22日・23日は営業(24日・25日は振替休業)
最寄駅等:※「山ふる」のWEB参照
開場時間:9:00〜16:30
駐車場:あり
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※Google Map上では「やませみ」の位置が多少ずれて表示されています。実際にはビジターセンターと屋根続きで、外側階段を下りた場所にあります。

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おくてん見聞録2015第2部 〜その2〜 せせらぎの里美術館

せせらぎの里美術館「おくてん」で一番のメイン会場となる『せせらぎの里美術館』。
天気が良いときは多摩川に沿ってハイキングがてら最良の会場なのですが、何せJR御嶽駅から国道を歩いても約20分、JR川井駅からでも徒歩約18分と、健脚な方でないとかなりつらい位置にあります。
せめてバス便があるととても助かるのですが…。

過去、犬塚勉の絵画展にはNHK放映の影響もあって、観光客も含め数多くの方がこの美術館に押し寄せたそうですが、それも一時期のもので正直、平常は閑散としています。
「おくてん」でも一昨年・昨年と試験的にワンボックスカーを使ってシャトル便を出した際は、非常に助かったと言ってくださる方もいらしたのですが、残念ながら今年、シャトル便はありません。
この「おくてん」自体、交通の利便性と引き替えに自然の恵みを甘受しつつも、一方では来訪者の「足」(=交通手段)を如何に確保していくかが課題であるのも事実なのです。
おくてん作家小品展おくてん作家小品展おくてん作家小品展
さて、肝心の展示の様子です。「おくてん参加作家の小品展」は、作家それぞれの作品が各1点ずつ一堂に会しているので、ある意味「おくてん巡り」がここ1ヵ所で出来てしまいます。
特に、気になるアーティストの作品なのに、スケジュールがどうしても合わなくて見に行くことができないけれど、せめて1点だけでも…、という経験は私にもあります。
またそれとは逆に、もっとこの作家の作品を見てみたくなった、なんてこともあります。ひとつ付け加えるなら、是非一度はこの小品展を見に来てください、ということ。
だって、他の会場には(作家自身の展示会場にも)この作品、置いてないんですから

ワークショップ展ワークショップ展ワークショップ展ワークショップ展
おくてん恒例となりました!と言って良いでしょう、奥多摩の作家と一緒に子供達がアートを創る試み「奥多摩町の園児・児童・生徒と作家によるワークショップ展」です。
子供達が一生懸命「アート」に向き合う姿、単にワークショップの風景写真から見えるものでなく、その作品自体から何かオーラのようなものを感じませんか?
例えば「音楽を描く」。このワークショップでは一見、線をぐるぐると単に描いたかに見えても、音楽に合わせたように、太く大きくカーブしたり、細くまるまったり、そこだけ色が変わったり。「感じた」ことを「表現する」ことのむずかしさと楽しさをきっと味わったであろう、画用紙からはみ出した線、そして色。とまどい・挑戦・自由、そんな想いが(余白も含めて)ひとつのカタチとなって表現されたとき、人の心を動かす「アート」は生まれる。
そんなことを毎年、このワークショップ展と子供達に教えられている気がしています。

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◆おくてん参加作家による小品展
◆奥多摩町の園児・児童・生徒と作家によるワークショップ展
会場:せせらぎの里美術館[奥多摩町川井53]
開催日:8月25日〜10月4日の火〜日(月曜定休 ※祝日の場合は翌平日休み)
最寄駅等:JR御嶽駅より徒歩20分
開場時間:10:00〜17:00(10月4日は15:00閉場)
駐車場:あり
WEB:http://www.okutamas.co.jp/seseragi/
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おくてん見聞録2015第2部 〜その1〜 木工房ニレ

木工房ニレ(小山氏)「今年は新しいモノが何も無いんですよ」とおっしゃる小山氏。お元気そうで何よりです
奥多摩と言いつつ「御岳」は青梅市に位置するのですが、「第1回 奥多摩アート・クラフトフェスティバル」からずっと参加くださっている有り難い作家さんです。
そう言えば、最初の頃は写真家の吉村繁氏との合同展示でしたね。工房を今の御岳に移転されたり、常設のギャラリーを開いたり、色々と変遷を重ねると同時に、さぞご苦労をされたことと推察致します。

木工房ニレこの日は開場準備に追われている最中にお邪魔してしまいました。
ふと、ギャラリー内にノートパソコンと共に見慣れない機械があったので「これは、ひょっとしてCADですか?」と不躾だが尋ねてみた。
すると「実はレーザー加工機なんです」というお答え。木の温もりはそのままに、表面に個性的な模様等を追加して欲しいという需要も増えてきたということですね。確かに手造りや手彫りの良さは何物にも代え難いが、如何せん手間がかかる。ましてある程度の数量で、かつ同様の模様やロゴ等、パターン化されたものであれば機械化・コンピュータ化は避けて通れない、ということですね。

木工房ニレ現代アートにもPCや技術革新を経た新素材を使ったモノが増えてきたことを考えれば、アーティストや職人の世界でもこの流れは当然の成り行きなのでしょう。
大切なのは、持てる感性が如何に表現されているか、昇華されているか。そしてそれが見る者、感じる者にどう伝わるかが問われてくる時代になったと言っていいのでは(と思うのですが)。

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◆木工房ニレ 多摩の材で作る創作小家具とリビング小物[作家/小山 勲(木工芸)]
会場:木工房ニレ 御岳工房ギャラリー[青梅市御岳本町401-8]
開催日:土・日(会期中)
最寄駅等:JR御嶽駅より徒歩4分
開場時間:11:00〜16:30
駐車場:あり(2台)
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おくてん見聞録2015第1部 〜その6〜 山鳩

山鳩私はここに来てコーヒーをいただくと「奥多摩に来た」という実感が湧きます。理由はよく分かりません。だいたい一人でもふらっと来てはコーヒーを一杯だけ飲んで帰る、というのがのパターンなんですが…。強いて言えば、ひとりでも、家族や友人とであっても気軽に立ち寄れるし、ゆっくりと時間が流れるような、この空間に一種の「懐かしさ」を憶えるからなのかも知れません。

花森俊一写真展 秋いろの詩さて、今年も花森俊一氏の写真展が開催されました。ずっとファインダー越しに「自然」と向き合ってきた作品には、花森氏と自然そのものの「心象」が映し出されているように感じます。
特に花森氏が大切にしているであろう「色」は鮮やかで、それぞれの「命」がその色となり、姿となって写し込まれています。

そうそう、今年も「花けんてい」挑戦したのですが、さっぱりでした。
子供の頃は花好きの母の影響もあって、色々と憶えたハズなのですが、今はもう忘却の彼方へへと旅立ってしまったようです。

花森俊一写真展 秋いろの詩ちょっと残念だったのは、今回のカタログにも掲載された写真が絵はがきくらいの大きさでしか展示されていなかったことかな。散り際の葉の「赤」が川面と対照的にとても鮮やかだったので、できればもっと大きく引き延ばした額装で眺めたかったですね。

特にあれほど赤く色づいているのに、地面にはまだ葉が散っていない。そんな、一陣の風が吹けば変わってしまうその一瞬の姿に、画家であれば心象に描きとめておきたくなるような、そんな「せつなさ」さえ感じませんでした?

そんな花森氏の展示は今月前半までなので、来年の「おくてん」でしか今のところお目にかかる機会はないということになりますが、山鳩では引き続き、小岩清水氏の『奥多摩学』の展示が始まります。
地理学、民俗学、史学をからめて「奥多摩」を探求されている、希少な先生の貴重な資料を公開。奥多摩をもっと知りたい、そんな方にぴったりな展示イベントです。
どうぞ山鳩の食事やコーヒーを味わいながら、お一人でも、家族や気の合う仲間と一緒でも、ゆっくりとご覧いただければ嬉しいです。

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◆花森俊一写真展 秋いろの詩[写真]※イベント終了(〜9月13日)
◆山鳩企画 小岩清水 奥多摩学[郷土地理学]9月15日〜
会場:山鳩[奥多摩町棚沢380]
開催日:9月15日〜30日(24日・28日は休み)
最寄駅等:JR鳩ノ巣駅より徒歩30秒
開場時間:10:00〜18:00
駐車場:あり(4台)
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おくてん見聞録2015第1部 〜その5〜 どんぐりの森づくり館(4)

どんぐりの森づくり館でのおくてん合同開催、最後のお一方をご紹介。7回目を迎えた奥多摩アートフェスティバル「おくてん」においても史上初参加・初出展!
シルクスクリーン版画・イラストレーションの作家、佐久間加奈氏です。

佐久間加奈展「猫が好き」と公言されているように、モチーフは「猫」が多い。中でもブサイク系、いわゆる「ブサカワ」路線なので、思った通り同じ趣味ど真ん中のツレと意気投合してしまった。
ウチに飾るスペースさえ見つけてしまえば、強引にでも額縁スタイルで「お持ち帰り」となることは明白である。下手をすると長年飾ってきたリトグラフを外せと言い出すかも。。。

佐久間加奈展シルクスクリーン画についても、キャラクターとしての存在感がなかなかに面白い。レトロな画風を踏襲しながらも細部のこだわりはチャレンジ精神にあふれている(私の表現の方がよほど「レトロ」かも知れないが…)
ここは現物を見て感じていただいたほうがいいと思います。ここに書いたような印象とはちょっと違うよなぁ、とか、ここの色使いは合わせた方がいいかも、とか、批評家目線で楽しんでいただいてもいいんじゃないかと。

今年は良い天候が続かないせいか「出足が悪い」と関係者一同ぼやき気味です
見方を変えれば来訪者が少ない分、じっくりと観賞できたり、アーティストやギャラリー・オーナーとゆったり会話ができるのも魅力のひとつだとは思うのですが…。
とは言え、台風だったり大雨だったりの悪天候で無計画に出かける事は避けた方が賢明です。特に奥多摩は細い道路や、崖に面している場所が多く、冠水や崖崩れによる交通規制で「陸の孤島」となることもあります。また天候も変わりやすく、急激に気温が下がることもありますので、雨具や上着など準備していらしてください。
皆様のご来場をお待ちしております

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◆佐久間加奈展[シルクスクリーン版画・イラストレーション]
会場:どんぐりの森づくり館[奥多摩町氷川1389]
開催日:9月1日・5日・6日・12日・13日・19日〜23日・26日・27日
最寄駅等:JR奥多摩駅より徒歩6分
開場時間:11:00〜17:00 ※9月27日は15:00閉場
駐車場:あり(湊屋前 3台)
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おくてん見聞録2015第1部 〜その4〜 どんぐりの森づくり館(3)

榎戸順子フォークアート展「どんぐりの森づくり館」、次のアーティスト紹介は、トールペイントやデコパージュでフォークアートを表現する榎戸順子氏です。

「フォークアート」はいわゆる絵画的な芸術とは違い、生活に密着した道具に描かれたり、室内外の家具や装飾品に描かれたものを一般的に指しますが、歴史的にも美術的にも高い評価のなされた作品だって当然存在します。

榎戸順子フォークアート展ここで、歴史的に評価の高い作品や作家の話は持ち出しませんが、「モノ」に対する愛着というのも、そこに描かれている模様や絵によって生まれることがある、なんて気持ちになるのも分かってもらえるでしょうか

ところで榎戸氏は聴覚に障害をお持ちだが、とても明るい方だ。手話を知らない我々との有効なコミュニケーションは主に筆談となるのだが、書かれた事柄だけでなく、読唇の術(すべ)にも長けていらっしゃる上、ご自分の口で、言葉で、一生懸命に答えを返してくれるので、つい筆談の手がとまったまま会話を続けてしまう事も多い。

余談だが最近、ツレにも「聞こえた?」「聞いている?」と念押しされることが多くなった。うむ、聴力には(その昔は)たいそう自信があったので、最近のこのやりとりは「歳をとった」実感をより増すモノでしかない。。。寂しい限りである

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◆榎戸順子フォークアート展[トールペイント・デコパージュ]
会場:どんぐりの森づくり館[奥多摩町氷川1389]
開催日:9月1日・5日・6日・12日・13日・19日〜23日・26日・27日
最寄駅等:JR奥多摩駅より徒歩6分
開場時間:11:00〜17:00 ※9月27日は15:00閉場
駐車場:あり(湊屋前 3台)
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